クリちゃんがなんとなくいつもと違う、元気がないような… と
思い始めてからあっという間の1ヶ月でした。
その間に診ていただいた動物病院は三ヵ所。
お陰さまで、結果よしになったのですが、ペット医療についても色々考えていたところ、
ジャストタイミングで読売新聞の夕刊(1月24日)に、
ペット医療トラブル増という記事が出ていましたのでおおまかに紹介させていただきます。
ペット医療を巡るトラブルは、この10年で2.3倍になったそうです。
少子高齢化や独居世帯の増加などを背景に、
ペットは生活に潤いや安らぎをもたらしてくれる家族として、
徹底した検査を望む人も多く、国民生活センターには
動物病院側の医療ミスの疑いを指摘するケースが目立つそうです。
病状や治療方針をきちんと説明しないため、トラブルになるケースが増えており、
中には、愛犬が死んだのは動物病院のミスだと損害賠償の訴訟をおこす人もいるそうです。
愛犬家なら想定内の内容でしょうかねぇ。
クリちゃんも、最初に診てもらった病院では、
子宮蓄膿症だと診断に至ったはっきりした根拠はいわず手術しましょうだけでした。
レントゲン、血液、エコー検査の結果からの診断結果、
子宮蓄膿症とは
どんな病気で、その
治療法の説明、
手術はどこを取るのか、フレンチブルドッグの
麻酔の注意点を納得できるように
説明してくださったのは病院三ついって
M動物病院の先生だけでした。
自分の犬が手術を受けてよりはっきりわかったことは、
ペットといえども、今や人間並みのインフォームドコンセントが必要な時代になったということでしょうか。
およそ10年前に、クリちゃんの前に飼っていた犬も大きな手術をしたことがあるのですが、
その時は、夜
手術して翌朝、大きなエリザベスカラーをつけてすぐに
退院。
見るのもコワイくらいの大きなお腹(脾臓の摘出手術)の傷でしたが、
犬は痛みをあまり感じませんからとのことで、散歩してはいけないとか言われなかったような・・・。
今回のクリちゃんの手術では、術後の入院中も痛み止めの注射などしてもらっているようだし
散歩のことなど注意事項も人間並み。
この10年で動物医療がぐんと進歩したのでしょうか?(手術費用はぐんとは上がってないような)
まさか飼い主たちが医療ミスを指摘するせいでこうなったってことはないでしょうねぇ・・・。
フレンチブルドッグひろば